よくある質問に対する回答

「小児慢性特定疾病センター」に寄せられるよくある質問は下記をご確認ください。

医療意見書の「出生都道府県」には、どの住所を書けば良いですか?

ここに記載すべきものは、出生届に記載した生まれた子どもが住民登録をした場所となります。

図:医療意見書の例

図:医療意見書の例


出生届では赤丸で示された住所(住民登録をするところ)です。

図:出生届の例

図:出生届の例


母子健康手帳には、住民登録が行われた市区町村で母子健康手帳に出生届済証明書が記入されますので、証明先の市区町村が医療意見書に記述すべき場所となります。母子健康手帳には出生の場所も記載されており、里帰り分娩などでは帰省先の場所等が記入されておりますが出生場所を記載しないよう注意してください。

図:母子保健手帳の例

図:母子保健手帳の例

医療意見書(悪性新生物)における「治療終了」とはどのような意味ですか?

図:医療意見書の例

赤で囲まれた部分は悪性新生物群における「治療終了」について記載する部分です。
医療意見書に書き込むべき「治療終了」とは、「化学療法や放射線療法等の積極的治療を終了したと医師が判断した日」となります。

医療意見書(慢性消化器)における肝移植後症例の「重症度」の選択について

細分類19. 胆道閉鎖症 および 細分類24. 先天性胆道拡張症 の医療意見書には、各々疾病の病態に関連した「重症度」を選択する箇所があります。

図:重症度の選択

上記の「重症度」の選択について、
肝移植後に良好な経過である症例に関しては、原疾患による肝胆道疾患のために移植が必要であった、という事実は残存し、
また移植後も免疫抑制剤等の服用が必要なことから、治療を必要としている状態であると判断できるため、
重症度は「0」ではなく、「1」を選択するようにお願い致します。

医療意見書(慢性呼吸器)における気管支喘息の「1か月の治療点数」について

細分類2. 気管支喘息 の意見書には、「1か月の治療点数」を記載する欄があります。
ここに記載する数値は、直近1年間の 月平均値 もしくは 最高値 を記載して下さい。

薬剤に重み付けをして、それにより重症度を見極めることができ、更に治療点数により個々の症例の治療程度の変化を把握することができます(詳細については「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2012」を参照)。

以下の表は、ガイドラインより参考として抜粋したものです。


表1. 吸入ステロイド薬使用量から算定した各ステップの治療点数
(日本小児アレルギー学会作成「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2012」表2-8より)
長期管理薬治療スコア治療点数吸入ステロイド薬(BDP or FP換算)
治療なしT00なし
ステップ1T11~180なし
ステップ2T2181~36050~100μg/日
ステップ3T3361~540100~200μg/日
ステップ4T4541~200~400μg/日


表2. 小児気管支喘息の治療点数(日本小児アレルギー学会作成「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2012」表2-7より)
薬物の種類 投与法・剤形 点数 30日間標準点数
長期管理薬 化学伝達物質遊離抑制薬(DSCG) 吸入 pMDI 0.5/2puff 30点
パウダー 1.0/cap 60点
1.0/amp 60点
ヒスタミンH1拮抗薬 経口 1.0/日 30点
ロイコトリエン受容体拮抗薬 経口 4.0/日 120点
Th2サイトカイン阻害薬 経口 1.0/日 30点
テオフィリン徐放製剤 経口 2.0/回 120点
長時間作用性β2刺激薬 吸入 2.0/回 120点
内服 2.0/回 120点
貼付 4.0/回 120点
吸入ステロイド薬
 1. ベクロメタゾン(BDP) 吸入 pMDI 3.0:50μg/日 90点
6.0:100μg/日 180点
12.0:200μg/日 360点
24.0:400μg/日 720点
 2. フルチカゾン(FP) 吸入 pMDI, DPI 3.0:50μg/日 90点
6.0:100μg/日 180点
12.0:200μg/日 360点
24.0:400μg/日 720点
 3. ブデソニゾ(BUD) 吸入 DPI 4.5:100μg/日 135点
9.0:200μg/日 270点
18.0:400μg/日 540点
吸入 BIS 6.0:0.25mg/日 180点
12.0:0.5mg/日 360点
 4. シクレソニド(CIC) 吸入 pMDI, MPI 3.0:50μg/日 90点
6.0:100μg/日 180点
12.0:200μg/日 360点
24.0:400μg/日 720点
吸入ステロイド薬+長時間作用性β2刺激薬
(2.0/回120点)
フルチカゾン 6.0:100μg/日 300点
フルチカゾン 15.0:250μg/日 570点
経口ステロイド薬
プレドニゾロン
経口 30.0/5mg 900点
急性増悪時治療薬 β2刺激薬 経口 2.0/回
pMDI 2.0/回
ネブライザー 2.0/回
イソプロテレノール持続吸入 50.0/回
抗コリン薬 吸入pMDI 0.5/puff
ステロイド薬 注射
 ヒドロコルチゾン 16.0/100mg
 プレドニゾロン 8.0/10mg
 メチルプレドニゾロン 10.0/10mg
 ベタメタゾン 8.0/2mg
 デキサメタゾン 8.0/2mg
テオフィリン薬 注射
 1回静注(短時間の点滴) 4.0/回
 持続点滴 12.0/日
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